ラグビー日本代表、カナダ代表を粉砕！！

この１１月は、ラグビー日本代表がカナダ代表を迎えてテストマッチ（国際試合）を２試合行います。今日は仙台での第一戦。
日本代表はキックオフ直後こそ、やや硬さが見られたものの、ブレイクダウン（密集戦）で優位に立てることがわかると、その後は激しいタックルや力強いランニングなどで着実にペースをつかみました。　そして、ジャパンが自ら仕掛けても、カナダの攻撃を切り返しても得点までつなぐ見事な集中力を見せ、前半で勝負を決めました（前半２５－３日本リード）。
後半に入っても、リードしての気の緩みもなく、練習どおりのハイパント攻撃やここぞのスクラムプッシュで点差を広げました。　残念ながら終了間際にカナダにトライを奪われ、ノートライでの快勝とはいきませんでしたが、この失トライもディフェンスが破綻していたわけではなく、相手の粘りを褒めるべき内容でした。
結局、最終スコア４６－８の大勝利。久しぶりにアジアチーム以外との対戦で危なげない試合を展開してくれました。　細かいことを言えば、ラインアウトが不安定、スクラムでレフェリーと意思疎通ができていなかったことなど問題点も指摘できますが、ブレイクダウンの集散と厳しさ、テンポの速いパス回し、効果的なキックといままでジャパンの課題となっていた部分をほぼ解消し、自分たちのペースで試合をコントロールできていました。
確かに、今日のカナダは移動直後の試合で調子が悪かったようですから、来週の試合（東京・秩父宮）は今日のように軽くは行かないでしょうが、すでにジャパンは「世界のベスト８入り」の大目標に十分近づいているように思います。　ですから、リベンジに燃えてくる次戦のカナダに「力の違い」を見せつけ、来春の国際試合では欧州の強豪国が喜んで対戦を申し出てくれるよう、連勝してワールドランクを上げなければなりません。
この一週間、もう一度セットプレーを再チェックし、秩父宮で最高のパフォーマンスを見せてください。　２０１９年ワールドカップ開催国決定を日本中にアピールするためにも素晴らしい試合を期待しています！！（それにしても、もう少しマスコミも取り上げてくれないかな～～～）

 

 

※10月27日の撮影。４年前に歩いた道をもう一度たどった奈良県明日香村！！

「飛来！！」  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「光線！！」       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                                  

「田園！！」